介護システムについて調べて思ったこと

学校のプログラミングコンテストで言われたのですが、「高齢者は電子機器などを使わないから、高齢者向けの商品やシステムを作っても、お金にならない」と…

何でもお金にならなきゃ作れないし、継続してそのサービスを提供できないのは分かる。けど、難しい状況でも、誰かの為に何かしたい、その考えを実行した人達のアイディアが重なって、大きな物がつくれるのではないか。これはこうだから、と決めつけるのではなく、その先に何があるのかが重要だと思う。

高校時代、介護実習の授業で4日間高齢者施設に行った。たった4日間だけど、とても多くのことを学んだし、実際の現場を見ることは進路を決めるのにも役に立ったし、それこそ自分の人生を変えるくらい良い経験だった。このときの経験が、今学校で勉強してることに大きく関わっている。

実習に行った施設で、ある看護師さんが、女性の入居者さん数人と、カメラアプリで遊んでいた。猫耳など、かわいく変身できるアプリだ。それこそ、若者に人気があり、その世代はみんな知ってると思う。看護師さんが自分のスマホで、入居者さんとコミュニケーションをとる。すごく楽しそうだった。色々なものに変身できて、いくつになっても女性はかわいいものが好きなんだ、と再確認した。何が言いたいかというと、若者がターゲットのカメラアプリも、使い方を教えたりすれば、高齢者でも楽しめる。このちょっとしたことで、アイディアが生まれ、世代の枠にとらわれず、みんなが楽しめるものをつくれるのではないか?と思った。介護というと堅苦しい感じになると思うけど、まずは「みんなの笑顔(介護する側も、される側も)」が増えるのはどうすればいいか考えれば、いいものをつくれる近道があると思う。

はてなブログで介護システムについての記事を読んで感じたことを書きました。