PCメンテナンス知識5

IPv4アドレスの表記方法

IPv4では32ビットでアドレスを表現する。2進数で表記すると見づらいため、一般には8ビットずつをドットで区切って4つの10進数で表記する方法が用いられる。

それぞれの値は2進数8ビットを10進数で表現したものだから、取り得る値は「28種類=0~255」の範囲になる。

ドメイン名の表記方法

アルファベット、数字、一部の記号の組み合わせで構成される。ドメイン名は実世界の住所のように階層構造になっており、「.」で区切って表記する。一番右がトップレベルドメイン(TLD)で、以下、左に向かってセカンド、サード…と区分が細かくなっていく。トップレベルドメインは、国ごとに割り当てられるccTLD(country code TLD)と、国や地域とは関係なく別の基準で割り当てが行われるgTLD(generic TLD)の2種類がある。ドメイン名の衝突を防ぐため、ドメイン名の管理はICANNという組織が一元管理しており、ICANNから委任を受けた各国の機関がが割り当て業務を行っている。日本のccTLDであるJPドメイン(.jp)はJPNICが管理している。